2007年12月12日

空港ラウンジサービスでおトク!高まるヤングゴールドカード人気

海外旅行にゆとりを与えてくれる「空港ラウンジサービス」が、今、注目を集めています。クレジットカード各社は、従来からゴールドカード会員に限定して、国内の空港ラウンジサービスを無料提供していますが、2006年以降、クレジットカード各社によるゴールドカードの空港ラウンジサービスが熾烈化しているのです。

2006年初頭は、三井住友カードやJCBカード、NICOSカード、DCカードなど主要クレジットカード各社が提供する国内空港ラウンジサービスは、20空港弱から25空港まででばらつきがありました。

ところが、2005年に、クレディセゾンが、世界500ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスへの無料入会特典+24時間コンシェルジュサービスを武器に、セゾンプラチナアメリカンエキスプレスカードを市場に投入したことで、市場における空港ラウンジサービス需要を引き出した感があります。

とくにトレンドに敏感な20-30代で、空港ラウンジサービスに関心を示した方々は相当数に上ったようです。とはいっても、20-30代の方には「30歳以上年収500万円以上」という従来のゴールドカードの入会基準や、一般的な年会費1万円は、少々ハードルが高いものです。

そもそも、銀行系カード会社からは、20代向けゴールドカードとして、年会費3,150円程度のヤングゴールドカードが発行されており、それらは会員が30歳になって以降、最初に迎えるカード更新期に自動的にゴールドカード(通常年会費10,500円)に切り替えられるようになっています。ところが、この1万円という年会費は、30代になったばかりの方々の大多数にとって、リーズナブルとはいえない価格です。

空港ラウンジサービスに代表されるような、ワンランク上のサービスを求めつつも、年会費1万円は払いたくない、という20-30代のニーズを敏感にキャッチし、2006年秋に市場投入されたのがUFJプレミオでした。

UFJカードは、従来20代限定だったUFJヤングゴールドカードの年齢制限を撤廃し、30代の方も使える「新プレミアムカード」と銘打ち、国内主要24空港対象の空港ラウンジサービスを引っさげて、年会費3,150円!しかも初年度年会費無料を2007年3月31日まで、さらに2007年9月30日まで延長してUFJプレミオを大々的に売り込みました。

この結果は大成功であったといえます。ゴールドカード40枚以上の詳細データを集める「ゴールドカード比較の達人」においても、UFJプレミオは、初年度年会費無料キャンペーンを実施したほぼ全期間を通して、これまでヤングゴールド部門の人気No.1であった三井住友VISAヤングゴールドカード20sを抑え、カード入会者数No.1をキープし続けました。

※空港ラウンジサービスは、利用対象となる空港ラウンジであれば、年会費3,150円のUFJプレミオ会員でも、年会費15,750円のダイナースクラブ会員であろうとも、利用できるサービスは原則同一です。違いがでるのは、同行者料金が無料になるかどうか。

このUFJプレミオの成功を見て、2006年4月までに、クレディセゾンを除く、クレジットカード各社は揃って、自社ゴールドカード会員向け空港ラウンジサービスの対象空港数を24-25空港にまで引き上げました。また、DCカードのヤングゴールド「DCゴールドカードヴァン」も、それまで対象が成田空港のみだった空港ラウンジサービスを国内24空港に急拡大しました。

2007年7月18日には、UFJプレミオと同タイプのNICOSプレミオが誕生しました。NICOSプレミオは、海外旅行保険の疾病治療費用および救援者費用が最高200万円補償(UFJプレミオは最高150万円補償)という点で、UFJプレミオに勝っており、後発ながら徐々に新規入会者数でUFJプレミオを急追、2007年10-11月度は、ついに新規入会者数でUFJプレミオを上回るまでにいたっています。

このUFJプレミオとNICOSプレミオは、初年度年会費無料キャンペーンが終了する2007年9月30日までは、年会費3,150円の有料カードとしては注目に値する新規入会者数を確保していました。ところが、やはり初年度年会費無料キャンペーンの終了に伴い、両カードの新規入会者数にはかげりが見えています。

そこで、UFJプレミオとNICOSプレミオに変わって、今急激に新規入会者数を獲得しているのが、シティ エリート年会費6,300円→2010年12月1日より年会費3,150円に改定)です。シティ エリートは、上位クラスのシティ ゴールドカード(年会費12,600円)と、カードフェイスはほぼ同一、付帯保険の補償額など一部のサービスでシティ ゴールドカードを下回るものの、総合的にはシティゴールドに準ずるサービスを提供している、かなりリーズナブルでクールなゴールドカードです。入会基準も20歳以上、年収200万円以上とかなり低めに設定されていますので、20代以上のどなたでも入会しやすくなっています。

このシティ エリートが、今までほぼゴールドカード部門でほぼ一年間首位をキープし続けてきたUFJプレミオを抜いて、2007年10-11月度の申込基準で1位に躍り出ています。

初年度年会費無料というのは、「クレジットカード比較の達人」ならびに「ゴールドカード比較の達人」の申込統計を見る限り、クレジットカード選びにおいては、かなり決定的な要素になっていることが分かりますので、今後しばらくはシティ エリートの人気は続いていくものと思われます。



今後の動きが注目されるのは、三井住友カードです。三井住友カード発行のワンランク上のカードには、20代限定の三井住友ヤングゴールドカード20s(年会費3,150円)、20-30代以上の方には、三井住友エグゼクティブカード(年会費3,150円)が用意されていますが、これらの二つは空港ラウンジサービスを付帯していません。

三井住友カードには年会費半額+ポイント2倍を提供する自由払い型サービス「マイ・ペイすリボ」がありますから、「マイペイすリボ」登録を考慮すると、これら年会費3,150円のカードに(経費のかかる)空港ラウンジサービスはつけられないということなのかもしれません。

20-30代以上向け三井住友エグゼクティブカードの年会費を5,250円程度にアップして空港ラウンジサービスを提供するような新しいランクのカードが登場するようだと、ヤングゴールドカードのシェアも大きく塗り替えられることになるんじゃないかと思いますが。

ヤングゴールドカードの徹底比較はこちら>>

posted by カード比較の達人 at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 空港ラウンジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

セゾンプラチナアメックスの国内空港ラウンジが増加

セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、世界500ヶ所以上の空港ラウンジが無制限に使える「プライオリティパス」への無料入会特典で人気ですが、プライオリティパスが通用する国内空港ラウンジは、成田・関西・名古屋・福岡の4空港しかありません。

そのため、セゾンプラチナアメックス会員の国内空港ラウンジ利用は概ね、クレディセゾンが国内空港ラウンジと結んでいる契約に依存しています。

そのクレディセゾンですが、セゾンプラチナアメックス会員だけでなく、セゾンゴールド会員やUCゴールドカードおよびUCヤングゴールドカード会員向けにも共通して、国内17空港およびハワイホノルル空港・韓国仁川空港の計19空港でラウンジサービスを提供しています。

ところが、10月にセゾンプラチナアメックスのサイトをのぞいてみると、セゾンプラチナアメックス会員向けの国内空港ラウンジが新たに4つ増えていました。

一方、現時点ではまだセゾンゴールド会員やUCゴールドカード会員向けのラウンジサービスは国内17空港のまま更新されていません。

今後、セゾンゴールド会員とUCゴールド会員にも新たに4つの空港ラウンジが開放されるだろうと思いますが、もしかすると、セゾンプチチナアメックスとゴールドカードとの差別化を図ろうということなのでしょうか?

国内17空港というと、主要クレジットカード各社のラウンジ数と比べてあきらかに見劣りしていますから、やっぱり近々ゴールド会員にも開放されるとみるべきでしょうね。
各社ゴールドカードの空港ラウンジサービスの詳細比較>>
posted by カード比較の達人 at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 空港ラウンジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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