人気ヤングゴールドカードの一つ「シティ エリート」は、2009年12月から2010年10月末まで、断続的に従来の年会費6,300円を永久半額とする特別入会キャンペーンを実施しながら、新規入会者を大量獲得してきましたが、今回のリニューアルでは、年会費を3,150円に切り下げたほか、入会資格やポイントプログラムに変更が加えられています。
リニューアルの背景
シティ エリート(旧年会費6,300円)は、ヤングゴールドカードながら、空港ラウンジサービスをはじめ、シティ ゴールドカード(年会費12,600円)のゴールドサービスを多数共有するなど、年会費1万円クラスの他社銀行系ゴールドカードとほぼ同等のサービスを備えたハイコストパフォーマンスな「超ヤングゴールドカード」として人気を博してきました。
コストパフォーマンスの高さにくわえ、世界の「シティ」の名を冠するゴールドのステータスを年収200万円以上20歳(リニューアル前の基準※2011年3月現在は22歳)からゲットできるシティ エリートは、とくに、初年度年会費無料の入会キャンペーンを継続実施していた2009年初頭まで、ヤングゴールドの人気No.1カードとしての地位を確立していました。
ところが、2008年夏に年会費2,000円の「MUFGカードゴールド」(初年度年会費無料)が誕生したのを皮切りに、Orico Premium Gold iD(年会費1,950円)やセディナカードゴールド(年会費2,000円/初年度無料)など、格安ゴールドのカテゴリーでのカード各社のデッドヒートが繰り広げられるようになると、「初年度年会費無料」でなくなったシティエリートは、入会者数を落としました。
そして、2009年8月には、ジェーシービーが、長らく発行を停止していた同社のヤングゴールドカードを「JCB GOLD EXTAGE」(ゴールド・エクステージ)として復活させました。
このJCB GOLD EXTAGE(年会費3,150円/初年度無料)は、付帯保険を除いては、空港ラウンジサービスをはじめとする、上位のJCBゴールドの多彩な特典の多くをそのまま共有している点で、シティゴールドカードに対するシティエリートの関係と非常に似ています。とくに、これまでヤングゴールドのカテゴリーでは、シティエリートだけが備えていた最高5,000万円の旅行保険までもJCB GOLD EXTAGEは提供しています。
JCB GOLD EXTAGEの登場は、シティエリートの存在を揺るがす衝撃を与えたに違いありません。2009年12月から断続実施した年会費永久半額キャンペーンならびに今回の年会費切り下げを伴うリニューアルは、JCB GOLD EXTAGEに対するシティカードジャパンの回答といえます。
つまり、年会費を従来の半額(3,150円)とすることで、シティエリートとほぼ同等レベルのサービスを備えるJCB GOLD EXTAGEと、年会費面で対抗できるようにしたわけです。
むしろ、入会5年後にはJCBゴールド(年会費10,500円)に自動的に切替えられてしまうJCB GOLD EXTAGEに対して、年齢制限なく所有し続けられるシティエリートの方が、年会費面での魅力は高いといえます。
因みに、もうひとつのヤングゴールドカードの雄「三井住友VISAヤングゴールドカード20s」(年会費3,150円/初年度半額)も、リニューアル前のシティ エリートと同様、相次ぐ低価格ゴールドの誕生により、入会者は大幅減に追いやられました。
三井住友カードは、その対抗策として、三井住友VISAゴールドカードと原則同一サービスを年会費5,250円で提供する20代限定の「三井住友VISAプライムゴールドカード」を2010年10月1日より発行開始しています。
同カードは、競争が激化するヤングゴールドカード市場を制するための戦略として、「マイ・ペイすリボ」と「カード利用Web明細書サービス」に登録すると、年会費1,575円に引き下げるという年会費優遇制度を提示しています。
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世界のステイタス「シティ ゴールドカード」の券面に「ELITE」と記されたスタイリッシュなゴールド券面も、シティ エリートの人気の秘密。
新シティ エリートの主な特典
・世界のステータス「シティ ゴールドカード」と共通のカードフェイス
・手軽な年会費3,150円
・低めの入会基準:22歳以上年収200万円以上
・最高5,000万円補償の海外・国内旅行保険
・年間上限200万円補償のバイヤーズプロテクション(海外・国内):購入日から90日間、免責額1万円
・ドクターホットライン:海外からの医療無料電話相談。24時間対応
・フォトカードあり
・シティバンク各支店でトラベラーズチェック発行手数料無料(年間30万円上限)
・国内の主要空港ラウンジ利用が無料
・海外での緊急カード発行手数料無料
・ダイニング キャッシュバック: 全国の提携レストランでのお食事代(税別)の10%または20%をキャッシュバック!
・カード決済にシティバンクの口座を指定すると、シティバンクの月間口座維持手数料(通常2,100円)が無料!
・シティカードトラベルツアーデスクで海外・国内ツアーが3〜5%OFF
・無期限有効のシティポイント:ショッピング利用100円毎に1ポイント加算。利用に応じて、ポイント最大3倍!
・24時間365日対応カスタマーサービス
・低金利カードローン
・国内ホテルプラン:観光・ビジネス向けに使える全国300カ所以上のホテルがリーズナブルな優待価格に!
これらの特典の中でも、とくに魅力的なのは、シティバンク各支店での「トラベラーズチェックT/C発行手数料無料」特典およびダイニング キャッシュバックです。
トラベラーズチェックは、「海外での安全なお金」として、海外に出かける方々に親しまれてきましたが、2009年7月以降、T/C発行手数料は、従来の通常1%から2%に引き上げられました。そのような情勢のなか、発行手数料無料でT/Cを購入できる、もはや唯一の窓口がシティバンクなのです。シティバンクは、シティカードのゴールド会員(シティエリートを含む)向け限定サービスとして、T/C発行手数料を無料としています。
あと、ダイニング キャッシュバックですが、これは、業務提供元シグニチャージャパン株式会社が、通常年会費5,250円で運営している「ダイニング・ア・ラ・カード」と同一サービスです。
グルメ特典に力を入れているダイナースクラブが会員に無料提供する「ダイニング・ア・ラ・カード」と同一サービスを、シティ エリートも利用できるというわけですから、大変おトクです。
何よりも、世界どこでも使えるVISAブランドであることも、JCB GOLD EXTAGEに対するシティエリートのアドバンテージであるといえるでしょう。
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